テーマ:紀州熊野関連イベント
日本書紀の時代から神々が宿ると言われる山々「熊野」の魅力を、専門の講師を解説に迎え、熊野の魅力を存分に語っていただきます。 詳しくは、>>PDF (PDFファイル 811KB
●第3回 人はなぜ熊野で蘇るのか ~パワースポット熊野古道を歩く~
世界遺産熊野の山々は、神話の時代から神々が棲まう聖地として多くの人々が蘇りと救いを求め、あこがれ巡礼した地。今はパワースポットとしても人気が高く健康効果も期待されている。今回は、地元に伝わる「小栗判官照手姫物語」の紙芝居とともに熊野の魅力を紐解きます。
【日時】 5月14日(土) 14:00~16:00
【講師】 関 秀治 先生 (熊野本宮語り部の会)
【定員】 100名
【会場】 新宿戸山生涯学習館1Fホール(東京都新宿区戸山2-11-101)
【受付】 新宿区立戸山図書館カウンターまたはTEL:03-3207-1191
(第1回・第2回の内容)
●第1回 熊野信仰の広がりと熊野比丘尼の絵解き
熊野信仰は平安後期から鎌倉時代にかけ、皇族・貴族がやがて武士・庶民層に広まり「蟻の熊野詣」といわれるほど熱狂的に人々の心を駆りたてました。今なお多くの人々が、独特の雰囲気に惹かれ訪れる世界遺産「熊野」の魅力を熊野曼荼羅の絵解きを通して紹介します。
【日時】 4月16日(土) 14:00~16:00
【講師】 山本殖生先生(国際熊野学会事務局長)
●第2回 補陀落の海の鯨組~太地の捕鯨史と鯨舟の意匠解説~
観音菩薩が住む南方の浄土、補陀落世界を目指して、熊野那智の浜から漕ぎ出した人々があった。その補陀落の海で、最も大きな生き物を殺めることを生業とした太地の鯨捕りが、安全と大漁の祈りを込めて描いたのが、太地鯨舟の煌びやかな吉祥の意匠ではなかったか。太地の捕鯨史を概説し、鯨舟の意匠を解説する。
【日時】 4月30日(土) 14:00~16:00
【講師】 櫻井敬人先生(太地町歴史資料室学芸員、ニューベッドフォード捕鯨博物館顧問学芸員)